20180201

In for a penny, in for a pound.

現在では全世界でのメジャースポーツとなっている自転車ロードレース ルールや仕組みも総て統一され とても魅力的で素敵な時代となっている

その各地で繰り広げられているレースの仕組みとして「UCI(国際自転車連合)」の傘下に 欧州 欧米 オセアニア アフリカ アジアの地域に分けられ 各国の連盟が選手個人を統括し管理(UCIの選手登録)をする組織になっている 選手のカテゴリーは 最上位にワールドプロツアーチームがあり その下にプロコンチネンタルチームがある このカテゴリーまでに所属(契約)できる選手のことを「プロ」と言い プロと語ることができる! その下に プロに臨むアマチュアカテゴリーとして コンチネンタルチームがあり ここまでが「UCI の登録(公認)チーム」になりピラミッド型に形成され その底辺に 地域(ドメスティック)のチームがあって レースを始める選手は(ジュニアでも社会人選手であっても)ここから開始し勝ち上る仕組みになっている(仕組みと組織の図

決して先進国とは言えない国や 豊かでない国であっても 自転車レースをする選手は まったく同様に組織されていて どの環境でも平等に公平に 魅る先に進むため 迷うことなく存分に臨むことができるんだ(勝ち上る仕組み)

この国内 日本の仕組みとしては独特な仕組みがあって JCF(日本自転車連盟)が UCIの傘下に存在し 選手は当然 JCFに競技者登録をするんだけど なぜか傘下に JBCF(実業団連盟)と 学生自転車連盟(大学の自転車部) また高校体育連盟(高校の自転車部)の 3団体があって それぞれが独立した 横のつながりの無い組織がある でもこの 3団体に所属しない(していない) 高校生選手 大学生選手 一般の選手の存在もある・・・ この3団体に所属する選手は当然 所属する団体が主催するレースに出場することができ 言い換えるなら 所属する団体が主催するレースには 所属した選手しか出場が許されない 簡単に言うならば インターハイは高体連主催なので 高校の自転車部に所属していない選手はインターハイに出場することができないんだ(インカレ 大学も同様) なのでこの国内では どこかの団体に所属しないと UCIとひも着くレースに出場することが難しく(ナショナルチームに所属している場合は別) まあ学校が絡むので年齢的な問題で答えを問われることになり 必然的に「どっちに所属?」みたいな選択を選手が選ばなければならない

欧州の例を言うなら(仮にフランス) ドメスティック(地域)のレースには カテゴリーが「1.2.3.ジュニア」と実力により 4つ(ジュニアは年齢)カテゴリーがあり (上位)「1」カテゴリーには プロチーム(プロツアーチーム もしくはプロコンチネンタルチーム)と契約ができなくなった選手は この「1」のカテゴリーに下がってくる(自動的にプロ引退 まだ走るのであれば このアマチュアカテゴリーに落ち ここで走る)ことになる場所で 地域で開催される多くは 入門から参加できるよう「1」の選手を除いた(「1」の選手は参加できない)「2.3.ジュニア」のレースが 休日平日関わらず各所で多く開催されていて レースを始める選手は このカテゴリーから始める仕組み またプロを目指す選手は カテゴリー「1」のレースで勝てるようになれば プロへの路が開かれる(でもココにはチームから給料もらって走る元プロ ジロやツールを走ってきたモサなんかがゴロゴロいて アンダーの選手はチカラでひねって負かすことができなければ その先 プロへは行けないってこと) またドメスティックのチームにもカテゴリーってのがあって「D1.D2.D3.」D1.のチーム規模(チーム運営)では プロコンチよりも資金が潤沢なチームの存在もある でもこのチームは「アマチュア」カテゴリーだ プロへの通過点としたチームの位置着けなのか 堕ちてきた選手の居場所なのかは それぞれだ! 確かに言えることは UCIの仕組みの通りに機能し国の連盟の組織の元「U15 U17 ジュニア U23」身体の年齢から仕組まれていて 全ての選手が「1.2.3.ジュニア」のカテゴリーのレースから開始し 学校の組織は関与していないってことだ
※コンチネンタルチーームで登録している選手は カテゴリー「1」以下のレースには出場できません

2002年から離れていた連盟と 2018年(今季)再び傘下へ身を置く事実に 違和感はないものの不思議な想いであることはは事実で 全世界が統一された組織 また整った仕組で走ることができているのに いまだ(僕がレースを始めた1980年当初から)この国内の仕組みは変わらず 3団体があって 選手になろうとしているジュニアが「2.3.ジュニア」のカテゴリーからスタートできない その現実(事実)が『不思議な想い(とでも書いておこう)』 とは言っても クダを巻いてグチっていても始まらず もんく言わず「正攻法」で入っちゃえ「しょぼく penny? だったら pound!」毒を食らわば皿までってことで(笑) 

ボクの舞台は 僕たちの舞台となって 間違いや 巧くいかなかったことを繰り返すことなく わずかな妥協を許すことなく戒め臨んでまいります

まあ こんな(2002年ころの?)写真で・・・


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