20160425

JBCF(実業団)レース視察|国内の問題

今季 活動している仲間3人で 多くを学んできました
まぁ~ ため息・・・ だったけど しっかりと現実を直視 診てきた! 


欧州に本拠地する UCI(国際自転車連盟) 自転車レースを先進する国は もれなく 全てを準じている状況の最中 この国内では まるっきり 「独自?」な仕組みで 自転車レースの運営がされています

各国 ・連盟 ・メーカーや販売をする業界 ・オーガナイズ(レース運営) ・チーム ・観る方々(観客 応援するみなさん) ・選手 こんな括りより UCIの既定の基 各立場で 単なる生業ではなく 意義のある「仕事(生きることに)」にしている・・・

世界の自転車レースのカテゴリー (トップのカテゴリーより簡単に書きます)
(自転車のプロ選手は 各カテゴリーに分けられたチームと契約を交わしている)
①UCIワールドチーム グランツール(ツールドフランスなど)に出場するチーム
②UCIプロコンチネンタルチーム NIPPO(日本鋪道)がメインスポンサーをするチームがある
③コンチネンタルチーム(アマチュアカテゴリー)
-1 ①②共に プロカテゴリーのチームと契約ができなくなった選手は このカテゴリーのチームに属する
-2 日本国内の「プロカテゴリー」は この位置(このレベル)です
-3 世界共通(年齢問わず) このカテゴリーよりレースを始める 国内の「E(エリート)カテゴリー」のレベル
-ジュニア(ユース)
※各それぞれ 男子と女子のチームが存在します
注:日本のカテゴリーは あくまでも比較として 日本のレベルを書いていますが 実際には UCIの仕組みとは 全くつながっていません

また こんな仕組みが基本に 各オーガナイズにより 「マースターズ」などのクラスなどもあり レースの勝敗や展開次第での賞金が支払われたりもする

さて 日本国内では・・・ JCF(日本自転車連盟) いわゆる「連盟」が 日本の自転車競技の イチバン上で!? それと JBCF(実業団連盟) 社団法人として 国内を代表する自転車メーカー各社 また 販売をする関係者で運営されている団体で この団体に 国内のチームは登録し年間スケジュールでの (「Jプロツアー」)レースに出場する・・・ その他に 高校生の自転車競技者が 高校の自転車部として属する「高校体育連盟」 また大学生の自転車競技者が 大学の自転車部として属する「大学自転車連盟」とが それぞれ独立して存在し 各団体が イチオウ(失礼)JCFの基 個々の活動を展開している(簡単に記して詳細は省いてます)

国内の この個々に独立した団体が ジョイントしたりする仕組みなどは全くなく UCIのカテゴリーのレベルでは ③-2 また③-3のレベルと あくまでの「レベルとして」記載はしましたが 実際には 全く UCIとはリンクしていません・・・!

UCIの自転車ロードレースで 「プロ選手を目指す」には 単純に ③のカテゴリーの「-3」のクラスから(または「-ジュニア(ユース)」より)レースを走りはじめ 成績を積み クラスを上げて 「③-1」のクラスで勝てるようになることで その上の ②のカテゴリー(または①)に属するプロチームと契約(スカウトされるか 売り込むか) プロ選手となる (勝ち上がる)仕組みだ

または 仕事は別に持ち (自転車レース)競技者を続ける選手は ③カテゴリーの 各レベルのレースを転戦する仕組みで・・・ 欧州各国では (そんな競技者が出場できる)年間5000レース(ザックリ)開催されているので 開催の事情や コースや地理 地域での 様々な形態でのレースがあって参戦している・・・ 僕が以前活動していたメルボルンとかでは 週末の 「4Day(4日間)」のステージレースが盛んにありました・・・(カテゴリーは ②と③のカテゴリーの選手が 一緒に混ざって走るレースがメインだった)

JBCFの仕組みを言うと エリート(E)カテゴリーを レベル別に 3カテゴリーに分類し 誰でもまず「E3」のクラスからエントリーし 成績を上げ 「E2」へ昇格し 更にレベルを上げ「E1」へ昇格・・・ 成績上位者は その上の「プロカテゴリー」で走ることも可能な仕組みがある・・・ エリートカテゴリーの仕組みとしては 本当に魅力的で とっても良い仕組みだ

でも 日本国内では プロ選手と言った扱いで プロチームと言った括りとなってますが 「プロカテゴリー(Jプロツアー)」で 何回勝っても(何百回勝っても) UCIとは 全くリンク つながっていないため (UCIの)プロ選手にはなれません

前置きは これくらいしにて・・・ でも こんなことを前提では なにもかもが? 「無意味」 そんなことになってしまうんだけど そんなことを言ってしまうと なにも始まらないので 「ため息」 たてつつ 想い治しながら この日の 「Jプロツアー」視察・・・ 各カテゴリー 想うこといっぱい(笑) でも笑えないことばっかでぇ~ いやいや 深刻?

まずは 『ギア比が軽すぎ』 すべてのカテゴリーで 痛感です! なので 『遅い』 このことの原因については 多くの要因はあるとは想うけど やはり問題 課題は『練習』 このことに尽きる気がします!
※レースが少ない 日本国内なので「練習」と言っているけど 実施には 『多くの厳しいレースを走る (自ら厳しいレースをすること)』と言いたい

あと 「まわす」 これぇ~ 根深いです・・・ きっと このギア比とも 問題はつながっていて (例えば)「PM(パワーメーター)装着している選手が 足先でまわす?」 そんな事実を直視して そんな多くの走りを目の当たりし しかも そんな選手ばかりで(プロカテゴリーを走る選手の中でも) ん~ 『なんでだぁ~』 どこに問題があるのか? 推測されることをあげると 根幹に導かれる? 背中から冷や汗が流れてくる・・・ そうそう また 「プロカテゴリー」のレースにおいては 『練習しているの?』 そんなことを感じさせる・・・! そんなふうに 総括として想っている

国内の 「プロ(選手とチーム)」のカタチ? またその先?(想い マインド?)  それと エンドユーザー(選手やサイクリスト)と接する業界関係者のキャリア? 体制? 仕組み? このへんの根幹が根深い問題だと・・・! まあ 僕の立場では この 2つのことについて 想い考え悩みつつ できることから 僕たちの想いを尽くし 実行するしかない・・・ まあ 気が遠くなるような話になっちゃうんだけど ねぇ~

やります!


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