20170420

教える順番|国内の事情

教えてもらったところ・・・!

TSUKUMO CYCLE SPORTS
http://www.kalavinka-bikes.com/

「速く走る」そのために必要なスピードと その練習 レースと『選手とは』 中学の時(15歳)に習った

ホタル(駒沢ホタルレーシングクラブ)で走り始めた頃 主要の社会人選手はみな 身長180㎝オーバーのビア樽オジサンたちばかりで 夜な夜なの駒沢公園(サイクリングコース)でガチの競争してて その中に週に何度か これまたビア樽選手 当時まだ全日本から引退したばかりで「TSUKUMO CYCLE SPORTS」を始めたばかりの田辺(昭夫)さんも練習に来ていて・・・ 『この人たちは日本人?』(デカいのばっかで) 当時まだ中坊だった僕 本当に子供 ジモンディやメルクスをイメージするこのメンツ その速さ(スピード)が もともとの僕の基準となったことは 本当に運がいい

ガッツリ高速で前を引く田辺さんの後ろ S字からコースが開けると「前に出ろ」と田辺さんの手が出る 先頭交代ではない「抜いて来い」ってことで (速度が)落ちることがない田辺さんを抜きにかかる 横並びに並走すると 更にスピードが上がり 並走したままガチンコ勝負 それも ゴールラインのない勝負「どっちが先に踏むのやめるか」どちらかが尽きるまで 脚の?根性の?勝負 競争 そんな走り 1周2.1㎞のコースで毎回こんな走りを繰り返す 自転車レースは気持ちの勝負『絶対にあきらめない』 あきらめたらその時点で その瞬間 レースは負けってことを教えてもらった

僕らの時代は勝手に海を渡り 勝手に行って 勝手に帰ってくる マスコミやメディアが動くことなく 資金が尽きるまで 脚を使い切ることなく 出し切ることなく想いの途中で戻ってくる「次は職探し」そんな時代だった・・・ 時代は変化し 海を渡り戻ってきても 国内のアマチュアチームに就職することができる仕組みが確立され 選手を続けることと(最低限の)「生活の安定」しかも(プロではなくアマチュアなので?)クビになることがない仕組みは とっても素敵? まあ 名のあるレースをレジュメに載せ仕事をしても「喰うのが大変」そんな事実は 今も昔も変わらない現実で 「選手を終えたらその先は?」背筋から汗が出る?背筋がゆっくり凍っていく・・・? とてもじゃないけど 教えてもらったことを伝え伝承するなんて そんな余裕なんてない? じゃあ「これからどうするの?」まさに悲劇の始まりなのか・・・

もしかしたら「教えてもらっていない世代」 きっと僕らの時代の責任なんだろう・・・ 時代が進んでも 変わらずプロではない環境は変化なく 安定した生活の代償は 安定したレース?(想いっきりヒニク) やっぱこの負債は 僕らが支払わなければいけないんだろう・・・ 山師のような どこから沸いてきたのか解らない 責任を果たすことがない半端な仕組み そんな風呂敷(ふろしき)にこの国は いつまで包まれているんだろうか?

想いの途中から ブレルことなく教える(育てる)履行へ臨む奴らだっている 歯を喰いしばって その先を魅ている僅かな奴らがいる限り この国にもまだ希はある

さて 僕のばん


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